近年の温暖化の影響により、世界各地では様々な災害が相次いでいます。2020年も始まったばかりですが、2020年1月末現在、オーストラリアでは昨年末から大規模な森林火災が続いており、コアラをはじめ、オーストラリアに生息する希少動物が危機的状況へと追い込まれています。また中国・武漢市では新型コロナウイルスによる感染を確認。新型コロナウイルスの患者は瞬く間に世界に広がり、世界規模のパンデミックへと発展する可能性が示唆されています。さらに1月末にはジャマイカ沖でマグニチュード7.7の地震が発生しました。

災害に備えるために

日本は地震大国です。近い将来高い確率で南海トラフ地震が起こると言われています。そのうえ地球温暖化の影響で毎年豪雨や台風の襲撃が相次ぎ、史上最悪の惨事に見舞われることも想定されています。2019年は1時間に100ミリもの降水量をもたらす台風が関東地方を相次いで襲撃し、その前の年には西日本豪雨が発生しました。温暖化は確実に進行しており、これらを上回る規模の災害が発生する確率は非常に高いです。

これまで深刻な災害を回避できた人も明日は我が身です。万が一災害が発生した場合、パニックに陥っり、何をしたらよいのか分からなくなってしまうものです。したがって、行政等による災害時の対応について把握する等、あらかじめ災害に備えておくことが必要なのです。